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【高校生向け】二次元バーコードはどうやって情報を読み取っているの?

コンビニでの支払い、イベントの受付、商品の情報、学校の案内など、私たちの身近なところで見かける「二次元バーコード」。

スマートフォンのカメラを向けると、Webサイトが開いたり、情報が表示されたりします。

でも、こんな疑問を持ったことはありませんか?

「あの白と黒の模様を、スマートフォンはどうやって情報として読み取っているの?」

実は、二次元バーコードは単なる白黒の模様ではありません。そこには、文字や数字などの情報をデジタルデータとして表現し、正しく読み取るための仕組みが組み込まれています。

今回は、二次元バーコードの読み取りの仕組みを、高校生向けに分かりやすく解説します。

① 二次元バーコードとは?

まず、「二次元バーコード」とは何でしょうか?

一般的なバーコードは、商品などに付いている縦線の並んだ模様です。線の幅や間隔などを利用して情報を表します。

一方、二次元バーコードは、縦方向と横方向の両方を使って情報を表現します。

そのため、限られたスペースの中に、より多くの情報を入れることができます。

二次元バーコードにはさまざまな方式がありますが、共通するポイントは、

「模様の配置そのものに情報が含まれている」

ということです。

私たちには複雑な模様に見えても、読み取り機器にとっては意味のあるデータなのです。

② 白と黒の模様がデータになる

二次元バーコードを拡大すると、小さな四角形や点などが規則的に並んでいることが分かります。

コンピューターは、情報を「0」と「1」を基本とするデジタルデータとして処理します。

二次元バーコードでは、文字や数字などの情報を一定のルールに従ってデータに変換し、それを白や黒などのパターンとして配置します。

イメージすると、

文字や数字

デジタルデータ

二次元バーコードの模様

という流れです。

そのため、二次元バーコードを見るだけでは意味が分からなくても、対応した読み取り機器を使えば、元の情報を取り出すことができます。

③ スマートフォンはどうやって読み取る?

では、スマートフォンで二次元バーコードを読み取るとき、内部では何が起きているのでしょうか?

大まかな流れは次のとおりです。

① カメラで画像を取得する

② 二次元バーコードの部分を探す

③ 位置や向き、大きさなどを判断する

④ 模様を読み取る

⑤ データを復元する

⑥ 読み取った情報を表示する

つまり、スマートフォンは単に「写真を撮っている」だけではありません。

カメラから得られた画像をコンピューターが分析し、決められたルールに従って情報を読み解いているのです。

ここには、画像処理やパターン認識、データ処理などのIT技術が使われています。

④ 少し斜めでも読み取れるのはなぜ?

二次元バーコードを読み取るとき、いつも真正面からカメラを向ける必要はありません。

少し斜めになっていても、読み取れることがあります。

これは、二次元バーコードの中に、位置や向きなどを判断するための特徴的なパターンが用意されているからです。

読み取り側は画像を分析して、

「ここに二次元バーコードがある」

「この向きになっている」

と判断し、その情報をもとにデータを読み取ります。

スマートフォンを少し動かしても読み取りやすいのは、こうした画像処理の仕組みがあるからです。

⑤ 汚れていても読み取れることがある?

二次元バーコードの中には、少し汚れたり、一部が欠けたりしていても読み取れるものがあります。

その理由の一つが、誤り訂正という仕組みです。

誤り訂正とは、データの一部が正しく読み取れなかった場合に、追加された情報を利用して、元のデータを復元する技術です。

イメージすると、

元のデータ

復元するための情報

一部が読み取れない

元のデータを復元

という仕組みです。

もちろん、どれだけ壊れても読み取れるわけではありません。重要な部分が大きく失われたり、模様が大きく変形したりすると、読み取れなくなる場合があります。

⑥ Webサイトが表示される仕組み

二次元バーコードを読み取るとWebサイトが表示されることがあります。

このとき、

二次元バーコードの中にWebサイトそのものが入っている

わけではありません。

例えば、Webサイトのアドレスなどの文字情報を二次元バーコードに変換しておきます。

スマートフォンがそれを読み取ると、

二次元バーコード

アドレスなどの情報を読み取る

Webブラウザでアクセスする

Webサイトが表示される

という流れになります。

つまり、二次元バーコードは、情報をコンパクトに記録して受け渡すための仕組みの一つなのです。


身近な二次元バーコードにもIT技術が詰まっている!

二次元バーコードは、私たちが普段何気なく使っている便利な技術です。

しかし、その裏側では、

  • デジタルデータへの変換
  • 画像処理
  • パターン認識
  • データ処理
  • 誤り訂正

など、さまざまなIT技術が使われています。

スマートフォンでカメラを向けるだけで情報が表示されるのは、コンピューターが画像を分析し、決められたルールに従ってデータを読み取っているからです。

身の回りにある「当たり前」の中にも、実はたくさんのIT技術が隠れています。

「どうして読み取れるんだろう?」
「どうやって動いているんだろう?」

そんな疑問を持つことが、ITを知る第一歩になるかもしれません。

二次元バーコードを見かけたときは、ぜひその模様の向こう側にある「情報を読み取る仕組み」にも注目してみてください。

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