【高校生向け】テーマパークを支えるIT技術とは?

「テーマパークが好き!」「アトラクションに乗るのが好き!」「楽しい時間を過ごすのが好き!」
そんな人も多いのではないでしょうか。
実は、テーマパークの「楽しい!」の裏側には、たくさんのIT技術が使われています。
チケットの購入から入場、アトラクション、ショー、飲食店、ショップまで、さまざまな場面でITが活躍しています。
今回は、高校生にも身近なテーマパークを例に、どんなIT技術が使われているのか、そしてITエンジニアがどのように関わっているのかを紹介します。
① スマートフォンで楽しめる「公式アプリ」
テーマパークに行くとき、スマートフォンで公式アプリを使ったことはありませんか?
アプリでは、園内マップを確認したり、アトラクションの待ち時間を確認したり、イベント情報をチェックしたりできます。
こうしたアプリを動かしているのもIT技術です。
例えば、
- アトラクションの待ち時間を表示する
- 園内の地図を表示する
- チケット情報を管理する
- イベントの情報を知らせる
- レストランやショップの情報を表示する
といった機能があります。
そのためには、プログラミング、データベース、ネットワーク、Web技術など、さまざまなITの知識が必要になります。
「スマホで見るだけ」のように感じるサービスも、実はたくさんのシステムによって支えられているのです。
② 待ち時間を表示できるのはなぜ?
テーマパークで気になるものの一つが、アトラクションの「待ち時間」です。
「今、何分待ちなんだろう?」
そんな情報がリアルタイムで表示されているのを見たことがある人も多いでしょう。
ここでもITが活躍します。
アトラクションの利用状況などのデータをシステムで収集し、その情報を処理して、アプリやWebサイトなどに表示します。
つまり、
データを集める → コンピュータで処理する → 必要な情報を表示する
という仕組みです。
これはテーマパークだけの特別な技術ではありません。
交通機関の運行情報やネット通販の商品情報、スポーツの速報など、私たちの身近なサービスでも同じような仕組みが使われています。
③ キャッシュレス決済にもITが活躍
テーマパークでは、チケットやグッズ、飲食物などを購入する機会もたくさんあります。
最近では、現金だけでなく、クレジットカードやスマートフォンを使ったキャッシュレス決済も身近になりました。
ここにもIT技術が欠かせません。
決済情報を安全に処理し、購入した商品の情報や金額などを正しく管理するためには、さまざまなシステムが必要です。
さらに、大勢の人が訪れるテーマパークでは、たくさんの利用者が同時にサービスを利用することもあります。
そのため、大量のデータを正確かつ安全に処理できるシステムが重要になります。
④ アトラクションの安全を支えるIT
テーマパークのITは、便利で楽しいサービスだけに使われているわけではありません。
安全を守るためにもITが使われています。
アトラクションでは、さまざまなセンサーやコンピュータなどを利用して、設備の状態を監視しています。
例えば、機器の状態を確認したり、異常が発生していないかを監視したりする仕組みがあります。
テーマパークでは「楽しいこと」が注目されがちですが、その裏側では、
安全に楽しんでもらうためのシステム
が重要な役割を果たしています。
IT技術は、私たちの「便利」を支えるだけでなく、「安心」を支える技術でもあるのです。
⑤ テーマパークを支える「ネットワーク」
もう一つ重要なのが、ネットワーク技術です。
テーマパークには、多くの人が集まります。
スマートフォンでアプリを利用したり、チケットを確認したり、キャッシュレス決済を利用したりするためには、さまざまな機器やシステムがネットワークでつながっている必要があります。
さらに、テーマパークの中では多くのシステムが動いています。
アプリ、チケット、店舗、アトラクション、管理システムなど、それぞれが正しく連携することで、来園者がスムーズに楽しめる環境がつくられています。
普段は意識することのない「つながり」も、ITエンジニアが支えているのです。
⑥「楽しい」をつくるのもITエンジニア
ここまで紹介したように、テーマパークではさまざまな場所でITが使われています。
では、実際に誰がこうしたシステムをつくっているのでしょうか?
その一つがITエンジニアです。
ITエンジニアの仕事は、単にプログラムを書くことだけではありません。
「利用する人にとって、どうすれば便利なのか?」
「どうすれば安全に使えるのか?」
「どうすればたくさんの人が同時に利用できるのか?」
などを考えながら、システムを設計・開発していきます。
つまり、ITエンジニアは技術を使って、人の体験やサービスを支える仕事ともいえます。
テーマパークが好きな人にとっては、「好きな場所を、ITの力で支える」という仕事につながる可能性もあるのです。
テーマパークは「巨大なITシステム」
テーマパークというと、アトラクションやキャラクター、ショーなどの「楽しい部分」に目が向きます。
でも、少し視点を変えてみると、テーマパークはたくさんのIT技術が組み合わさって動いている巨大なシステムともいえます。
スマートフォンのアプリで情報を確認する。
チケットをデジタルで管理する。
アトラクションの状況をシステムで把握する。
キャッシュレスで買い物をする。
さまざまなデータを管理し、安全な運営につなげる。
一つひとつを見ると別々の仕組みに思えますが、それらが連携することで、私たちは「待ち時間を確認する」「スムーズに入場する」「安心してアトラクションを楽しむ」といった体験ができます。
つまり、ITはテーマパークの「見えないところ」で、来園者の体験そのものを支えているのです。
そして、ここがITの面白いところ。
ITエンジニアは、パソコンの前だけで仕事をしているわけではありません。
自分がつくったプログラムやシステムが、誰かの「楽しい」「便利」「助かった」という体験につながることがあります。
「テーマパークが好き」という気持ちから、
「この仕組みはどうやって動いているんだろう?」という疑問が生まれる。
その疑問からITに興味を持ち、プログラミングを学んでみる。
そして将来、自分自身が人の体験を支えるシステムをつくる側になる。
そんな未来も、ITの世界にはあります。
普段何気なく楽しんでいるものを、今度は「IT」という視点から見てみる。
それだけでも、いつものテーマパークが少し違って見えてくるかもしれません。
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